bobourata

脚本の勉強をしています。見た作品の事とか考えてる事を書くと思います。始めたばかりです

サンタさんのことを考えていたら思い出した話

昨日、ふと子どもの頃サンタさんのこと何歳まで信じてたっけ…って昔のことを色々思い出していたら、ずっと忘れていた記憶がたくさん蘇ってきました。その中でひとつ「あっ!」と思った記憶があるので、今日はそのことを書きます。
 
昔、神様から手紙が届いたことがあるんです。「いつもいい子にしているので、きょうだいをプレゼントします。かわいがってね! 神様より」という内容でした。
まだ小学校に入学して間もない頃に起きた出来事で、新聞を取りに行くお手伝いをしていたある朝、いつものようにポストを開けると、私宛に神様からハガキが届いていました。それを読んだ時の感動や興奮はすごいものでした(あの頃は、サンタさんを信じるのと同じパワーでこの手紙は本物だ!って信じていました)。
 
そして、その年の秋に妹が産まれたのですが、奇跡的に私も出産に立ち会うことができて、それもかけがえのない思い出になりました。
 
こんなことを思い出して、何故「あっ!」と思ったのかというと、
神様から手紙をもらって、妹が生まれた時までのエピソードを中学生の時作文に書いたら、コンクールで全国の賞をもらったことがあるんです。原稿用紙20枚ぐらい書いた大作でした。そのコンクールで全国賞をとった作品は、まとめられて毎年本になって出版されるので、私の作文も本になっているのですが、私が賞をとった年の表紙は、私の作文の内容に沿って描かれたイラストが採用されました。

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夏休みの課題の作文で何気なく書いたこのエピソードを国語の先生がすごく気に入ってくれて、ボリュームアップしてコンクールに出してみない?と言われたのが全ての始まりでした。
 
あんなに色んな人に褒められたのは、この時が初めてでした。
親は「驚くやろうね〜って思いながら面白がって手紙つくったんだけど、まさかこんなことになるとは!(冷や汗)」って、他の人とは違う意味で驚いていました。
親(の遊び心)が、子どもの人生をつくるとは、まさにこういうことをいうんでしょうね。
 
大学は美術系に進んだので、学生時代は、文章を書くっていうことを特別意識して過ごしたことはなかったのですが、今振り返ると、この思い出が自分がやってることの原点な気がしてきて、なんか感動しました。
というのも、私は中学生のときに作文に書いたようなことが軸になってる作品ばかり作ってしまうんです。意識していなくても、無意識にこのテーマが滲み出てしまうので、学生時代は、教授や友達に「君の作品は見なくても想像つく。パターンが見えるわ!」とバカにされたこともありました(でも、そういう人たちが私のいちばんの理解者でいてくれたので、感謝しています)。
大学の卒業制作では「親に自分が生まれた日の天気を覚えているか聞く」っていう映像作品をつくりました。友達何人かに協力してもらって、実際にお母さんお父さんへ電話をかけてもらって撮ったのですが、大勢の人にはハマらなかったけど、届く人にはすごく届いたな!って実感できる作品になりました。
 
いつかこのブログに、その映像を作ったときに書いた解説論文を載せたいと思います。もう読み返すのが恥ずかしいけど、1年かけて魂込めた力作なので、いろんな人にぜひ読んでもらいたいという願望が…少しあります。
 
届く人に届け!そういうスタンスでこれからもやっていこうと思います。
 
思い出を引き出すきっかけはどこに転がっているかわからないものですね。サンタさんのことを考えて、こんな記憶に行き着くとは思ってもみなかったし、記憶って、思い出し始めたらこんなにもとめどなく溢れてくるんだって、ちょっとびっくりしました。
でも、原点を思い出して、ちょっと前向きな気持ちになりました。