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bobourata

脚本の勉強をしています。見た作品の事とか考えてる事を書くと思います。始めたばかりです

「私のねこ」という曲と友部正人さん

今日も体調が悪くてずっと横になっていました

ふと、去年の今頃何してたっけと気になって、1年前の手帳を見てみました。残念ながら、手帳には仕事のメモしか残っていなくて、忙しかったこと以外はあまり思い出せなかったのですが、ひとつ、毎日何回も聴いていた曲があったことを思い出しました。
この曲はミュージカル「100万回生きたねこ」の劇中で何度も歌われたテーマ曲みたいな歌で、この舞台を見たのは去年の8月だったのですが、この曲が頭から離れなくて、去年の秋と冬はずっとこれを繰り返し聴いていました。
メロディの心地よさはもちろんだけど、歌詞の奥深さにすごく惹かれました。意味がわかるようでわからないし、自分のその日の気分やテンションによって聴こえ方が変わる、すごく不思議な曲でした。
公式に歌詞はアップされていなくて、パンフレットにも載っていなかったから、自分で書き起こした歌詞を携帯電話にもメモして、いつもその歌詞を見ては、意味を想像したり単純に言葉のリズムを楽しんだりしながらずっと聴いていました。
この曲の作詞をしたのは、友部正人さん。この舞台を見た後、友部さんの詩集を1冊買って読んだのですが、とても良かったです。「バス停に立ち宇宙船を待つ」という本です。難しい表現や言葉を一切使わず、誰にでも想像ができるようなありふれた日常しか描いていないのに、読んでいるうちに壮大な世界に連れて行かれるんです。それでいて、やさしく背中を押してくれるような温かさもある詩集でした。

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「脚本は詩だと思って書け」と、脚本に関する本に書いてあって、自分も本格的な形で脚本を書くようになって映画やドラマの見方も少し変わってきたので気づいたのですが、繰り返し見てしまうような面白い映画やドラマは特に、詩的な表現が多く用いられているんだなと感じるようになりました。
 
ミュージカルの「100万回生きたねこ」は、ねこが死ぬたびにその時の飼い主が泣くシーンの涙の表現手法が飼い主によって違って(紙吹雪を投げたり、ぞうきんの水をしぼったり)、それがいちばん印象に残っています。美術も音楽も演出もセリフも全て素敵でした。でも舞台って1回見ただけじゃ全てを把握できないので、もう1回見たいのですが、次はいつ再演してくれるかな
 
今年があと2週間しかないことに衝撃を受けています。来年の今頃は何をしているかな…。少なくとも大切な土日を横になって無駄にすることなく、楽しく暮らしていたいです。
 
最後に、
今日なんだかすごく面白いエッセイ(?)を発見しました。聞いたことない人が書いてた文章で、読んだ後、書いたのはどんな人だろうと名前を調べたら、「なんて日だ!」のお笑い芸人小峠さんの相方さんでした。なんかすごい大発見をした気分でした。いい意味でやばいので、ぜひ読んでみてください。