bobourata

脚本の勉強をしています。見た作品の事とか考えてる事を書くと思います。始めたばかりです

ウィル・フェレルの『エルフ〜サンタの国からやってきた〜』

クリスマスにまつわる有名な作品はたくさんありますが、私がいちばん好きなのは、ウィル・フェレル主演の『エルフ〜サンタの国からやってきた〜』というコメディ映画です。
 
アメリカのコメディ映画が苦手っていう人は多いと思います。笑いのツボがよく分からなかったり、ひたすら下品なだけでどこで笑えばいいのか分からなかったりするので、私も昔は得意ではありませんでした。でも、そんな苦手意識を吹き飛ばしてくれた映画がありまして、それは『俺たちステップ・ブラザーズー義兄弟ー』というウィル・フェレルジョン・C・ライリー主演の作品なのですが、映画見ただけでこんなに笑えるんだ!と、コメディ映画の概念が変わる大きな衝撃を受けました。
それ以降、海外のコメディ映画を積極的に見るようになって、当たりハズレはけっこう大きいですが、当たりに出会った時の幸福感はなんとも言えないものがあります。
いろんなコメディ映画の中でも、ウィル・フェレルジョン・C・ライリーの出演作は特に、全力でバカやりながらも最後はほろっと感動させられるドラマが多いので、2人のことは本当に大好きです(同率1位でクリスティン・ウィグとジョナ・ヒルもいます)。
『俺たちステップ・ブラザーズ』や、その他オススメの作品については、また今度詳しく書きます。
 
 
前置きが長くなりましたが、本題に入ります。
 
『エルフ』とは、先程書いた『俺たちステップ・ブラザーズ』を見た後に到来したウィル・フェレルブームの最中に、ローラー作戦のごとくウィル・フェレル出演作を見まくった時に出会いました(この時、同時にジョン・C・ライリーの出演作も見まくって、いい作品にいっぱい出会いました。この話もまた今度)。

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〜あらすじ〜
赤ちゃんのバディは、偶然にもサンタクロースの袋に紛れ込んでしまう。そのまま北極まで連れて行かれた彼は、エルフ(妖精)として育てられる。しかし、エルフの2倍以上に成長したバディは自分が人間であることを知り…。(Amazonビデオより)
 
 
あらすじがぶっ飛びすぎてて見る気が失せてしまう方もいるかもしれませんが、この作品いちばんのメッセージテーマは、サンタクロースを信じる心とはどういうものなのか、ということ。その心を主人公のバディを通して教えてくれる映画なんです。
サンタさんがいるいない問題とか、クリスマスが好きか嫌いか問題とか、そういうことは棚に上げて、ただひたすら素直な気持ちにさせてくれる不思議な作品です。童心に返る、とかそういうことでもないんです。主人公のバディは世間知らずだし純粋すぎるから始めは少しウザいのですが、見ているうちに素直でいることの大切さに気づかせてくれます。成長していくうちに、社会に適応するために自分らしさを隠す機会って増えていくと思うのですが、“時には素直に人と向き合うことも大事だよ”と、子どもよりも子どもらしい無垢なエディに体張って訴えかけられると、破壊力すごくて、分かりきった当たり前のことなのにとても素敵な温かいメッセージにみえてきます。そこにクリスマスとサンタさんの話が絡んでくるので、もう最高です。
子どもの時に見ていたらすごく良かっただろうなとも思いますが、大人だからこそいいと感じる部分も多い物語だと思いました。
 
まっすぐなメッセージを主張してくる映画って、ちょっとしたセリフや物語の展開に偽善を感じると一瞬で冷めてしまうこともあるから、諸刃の剣だと思うのですが、この作品は驚くほどまっすぐなメッセージを、驚くほどまっすぐにバカやって訴えかけてくるので、見ていてとても気持ちがいいし、すごくハッピーな気持ちになります。
 
クリスマスシーズンにオススメです。が、そうじゃない時でもいいから、ぜひ見てほしい作品です。家族でも見れる名作だと思います!(アメリカでは、クリスマスシーズンに見るお約束映画になっていると昔ラジオで聴きました。日本でいう夏にテレビで見るトトロ的な感じでしょうか)
DVDも置いてるところが少ない作品で、ずっと配信されていたNetflixからも無くなってしまったのですが、アマゾンビデオでは大絶賛配信中なので(しかもプライム会員は無料で観れるラインナップに入っています)、ぜひ見てみてください。