bobourata

脚本の勉強をしています。見た作品の事とか考えてる事を書くと思います。始めたばかりです

頭を使った話と、昨日観に行けなかった『ウィ・アー・ザ・ベスト!』の話

年明けから、ある宿題と向き合っていました。
締め切りが迫っているのに、なかなか納得のいくものが書けなくて、生きる気力すらなくなってきそうなレベルで10日間ぐらい過ごしていました。
 
でも、いいこともありました。
締め切りを気にしながらずっと宿題と格闘して、やっとひと段落して久しぶりに宿題以外のことを考えたら、それまで自分の中にあった雑念がうっすら消えていることがわかりました。ここでいう雑念とは、去年の秋からずっと心を持っていかれていた大きな悩みのことで、以前ブログにも書いた“極悪非道な悪人のようなぐるぐる”の正体でもあります。
 
悩みの底にある根本的な問題が解決する前に、悩み自体がどうでもよくなってしまうなんて、人の頭ってよく出来ているなと思いました。
 
宿題はしんどかったけど、気持ち良く頭を動かせたのでよかったです。
でも宿題はまだ終わっていません…(ただいま現実逃避中)
 
 
昨日、立川の映画館で『ウィ・アー・ザ・ベスト!』の上映がやっていたのに行けませんでした。とても残念。
 
『ウィ・アー・ザ・ベスト!』とは、スウェーデンが舞台の映画で、13歳の女の子3人が思いつきでバンド活動を始めるっていう話なんですけど、思春期の痛い感じがリアルに表現された作品で、「私たちマジ最高!」みたいな若い子特有の無敵感で突っ走る主人公たちが、可愛くて仕方ないんです。親や友達との距離感がうまくつかめずに悩む姿も繊細に描かれていて、青春のキラキラした部分もほろ苦い部分も誇張することなく淡々と表現されているところが、とてもいいなと思って大好きになりました。
 
この作品を見た後、中学生や高校生の頃にあった、どこから湧いてきたのか分からないけど何でも出来そうな気がしていた謎の自信とか、持て余すほど溢れ出ていた好奇心は、とても貴重なものだったなと思えて、と同時に、若い時の失敗もそれと同じぐらい貴重な経験だったと思えて、映画の余韻と共に、しばらく不思議な自己肯定感に包まれました。
 
日本ではソフト化されていないので、映画館のイベントなどで上映される時しか観るチャンスのない作品なのですが、ゆるやかに気分を上昇させてくれる優しい映画です。隠れた傑作だと思います。おすすめです。

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左から、ヘドヴィグ、ボボ、クラーラ といいます
 

 

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映画の中の3人も素敵ですが
 
 

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素の3人も最高です